倉庫運営戦略!CFSの打診を受けたら!?

手順と採算の検討をしよう

小口の貨物を多数集めてFCLに仕立てる業者をNVOCCといいますが、そこからCFSの打診を受けた場合、引き受けるかどうかはどう判断するべきでしょうか。たとえば打診を受けたのが2800トンだった場合、2800トンがすべて小口貨物との前提で作業の手順と採算を検討してみましょう。小口貨物の集合体なので事務職と現場職の双方で手間のかかる効率の悪い貨物ですが、安定した貨物量つまり収入が見込めます。NVOCCに提示する料金が誘致の成否を左右すると割り切ることが必要でしょう。

自社の強みの分析をしよう

大量の小口貨物を取り扱う自社の強みを確認することが第一歩となるでしょう。大きな強みあるいは複数の強みを持てば競争他社とも同水準の料金を提示して強みを生かしたコスト削減で利益を捻出できます。自社の強みの分析は絶対的な強みと相対的な強みにわけて考察するといいでしょう。絶対的な強みは港湾倉庫の構造について1フロアの面積が広いことは不可欠です。また荷役機器について大量にさばける設備と機器の保有があることや、トラックの待機場所、小口貨物を取り扱うノウハウなどが挙げられます。

安定経営のためには引き受けよう

月間合計が2800トンともなれば新規貨物はきわめて有効な案件でしょう。事務職と現場職の双方で増員が必要ですが安定した貨物なので収支の拡大均衡が見込めます。大量の小口貨物の取り扱いは難しいですが、輸出と輸入の組み合わせ作業の合理化が見込めるでしょう。貨物の小口化は港湾地区でみられる一般的な傾向ですから、小口貨物を積極的に取り込みながら取り扱いノウハウと低コストオペレーションを確立し安定経営を目指していきましょう。

3PLとは、荷主に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案、実行することをいいます。